居抜き物件とは、なんぞや
2009年07月06日
居抜き物件とは、前の借主が施設をそのままにした状態の店舗を指します。
普通、飲食店を始める場合は、厨房の施設やカウンターなどを整備しないといけません。
しかし、それらをすべて整備するとなれば、莫大な費用と時間がかかります。開店するまで時間がかかり、すぐにでも開業したい人にとりましては、結構なロスです。
そこで、お金と時間を浮かしたい人に人気があるのが、居抜き物件です。
前に借りていてお店を開いていた人が、厨房の施設やカウンターなどが、そのままの状態になっています。
借りる側は、低コストで開業できるメリットがあります。
撤退する側も、賃貸物件にありきたりな原状回復コストを抑えられるというメリットがあります。
ただ、デメリットもありイメージにそぐわないときは自分で手を加えないといけません。
また、施設が劣化している場合も、それを考慮しないといけないという点もあります。
でも、最近では低コストで開業する人は、居抜き物件を利用しています。
個人開業だけではなく、チェーン店のレストランでも、コスト削減で居抜き物件を選んでいます。
新築の物件で施設を一から整えるか、建物は新しくないが居抜き物件で施設は一通り整っている、どちらも一長一短です。