協力体制で二世帯リフォームを
2015年06月01日
二世帯リフォームをするときになくてはならないのがその二世帯の協力体制だと思います。その内容によるように思われますが、たとえ完全分離型にするとしてもその器は一つなのだし、なによりも暮らしの中でかかわりが全くないなどはありえないと思います。ちょっとしたことでも毎日の生活の中では重要なものになり得ますから、その話し合いは必要で、お互いの協力なしには完全な二世帯リフォームは成し遂げられないと思うのです。
その中でも一番大事なのが相手への気遣いということになるでしょう。特に生活の様式が大きく変わりやすい世代間の違いでは片方の好みを押し通すようなことをしていたら、相手側にとって大きなストレスになりますから、その部分で妥協はしないまでもお互いの間での落としどころをしっかりとしておくべきでしょう。最近の建築技術は以前と比べてかなり向上しているようですから、二世帯リフォームの細かい部分もしっかりとしたプランが形作られているのなら双方にとって良いものができるのではないかと思います。その技術を二世帯リフォームに活かせるかどうかはまさに二世帯の協力体制にあるといっていいのではないかと思うのです。
住宅はリフォームであっても大きな出費になりますから、中途半端なことはしたくないと誰でも思うでしょう。だからこそ、しっかりと話し合って、そこに住む全員の意見を出し尽くして二世帯リフォームを誰にとっても良いものにする、その気持ちを持って望むべきなのだと思います。