中古住宅の管理運営のあり方

2009年07月05日

不動産の管理会社とは、土地や建物の持主から委託を受けて、そうした不動産の管理代行を行っている業者です。

この不動産管理会社は、中古住宅である賃貸アパートや賃貸マンションの管理も多数行っています。

こうした賃貸アパートやマンションなどの中古住宅の管理代行である場合、その家主との委託契約の内容にもよるのでしょうが、その管理業務の内容としては、家主に代わって家賃や管理費の代理徴収を行うことと、そうした建物の共有部分などの定期的な清掃やメンテナンスを行うこと、また、水道管や電気配線などといった建物のインフラ設備のトラブルなどが発生して、住人からクレームが出た場合などには、その修繕や補修などの対処を行う、といったようなものとなっています。

しかし、委託契約の内容として、単に家賃と管理費の代理徴収だけが義務付けられているような場合には、建物の清掃やメンテナンスなどは行われておらず、その住人が時々、自主的に清掃を行っているだけであったり、場合によっては、まったく清掃もメンテナンスも行われていないために、荒れるに任せた状態になっている、といったところもあるようです。

築年数のたっている中古住宅の場合には、清掃やメンテナンスが行き届いていなければすぐに荒れ果ててしまうので、この違いは大きなものです。

こうしたことは、管理会社間でもずいぶんと開きがあるようで、優良な不動産管理会社は、建物のメンテナンスや清掃、ゴミ出しの管理もしっかりと行っていますが、杜撰な管理会社は野放しの状態で、そうした管理の良し悪しといったものは、実際にその建物を訪れてチェックしてみれば、たいていはその様子がわかってくるものです。

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