マンション購入は先手必勝! お得にチャンスを広げる方法は?

2008年05月22日

人気のマンションは希望の部屋を手に入れるのが難しい。

といっても、「いよいよ最終期、あと○○戸!」などと煽られて、マンションはあせって買うものではありませんよね。今回は、希望物件の有無に関わらず、どのように購入予定物件の候補を絞っていくといいのかお話しましょう。


例えばマンションDBでは、「関東」エリアから「都心部」を選択すると該当エリアの主要物件が新着順に自動表示されます。「詳しく絞り込む」から希望の条件(価格、面積、間取りなど)を指定すれば、即座に検討可能な希望物件リストが一覧で揃います。とてもカンタンですね。さらにファミリースタイル(家族構成、働き手人数の選択)による物件リストの「並べ替え」機能を使うとまさに「あなた仕様」の希望物件リストが出来上がります。

次のステップは、「資料請求」です。資料請求をすると、当然ですが物件に関する資料がDMとしてあなたの手元に送られてきます。HPよりも詳しい資料(小冊子など)を実際に手にとって見ることができるわけです。

■資料請求するとお得な理由
マンション選びは、まず資料請求から。これから販売が開始される物件では、価格の決定やモデルルームの公開時期など、最新情報がいち早く手に入る確率が高まります。また資料請求するときには複数物件の資料を取り寄せてみるのがおすすめ。同じ時期に複数の資料請求をすれば、同じ市況の下での比較検討ができ、さまざまな選択肢が増えていくはずです。予算に応じた「立地・交通条件」と「間取り・広さ」とのバランスなど、基本情報から希望物件を次第に絞り込む。 そして必要十分な詳細情報があれば、価格・間取り・広さ・設備・仕様など、総合的な面で事前の検討ができるでしょう。自宅でゆっくり資料を読み、さらにもっと知りたいと思うことや質問なども生じて来るはずです。

それではいよいよ販売センターに行くアクションを起こしましょう。いくら資料を読み込んだとしても、その物件の本当のよさを肌で感じることはできません。実際に販売スタッフの人の話を聞いて分かることもありますし、なんと言ってもモデルルームの空間を体験することの価値は大きいと思います。

■販売センターに行くとお得な理由
前回のコラムの中で、販売センターの体験シミュレーションを説明しました。販売センターを訪問して一度アンケートに記入すれば、次のイベント開催時には必ずメール、電話、DMなど、さまざまな方法でインフォメーションが届きます。また希望すれば、同じ売主の他の物件情報を送ってもらうことも可能です。売主とか、その会社の持つマンション・シリーズのブランドは、それぞれ共通するポリシーや特徴を持っています。例えば、デザインや高品質をアピールしたマンション、独自の設計や設備・仕様などを積極的に売りにしているマンションといったように傾向があります。同じ売主の他の物件情報を見れば、あなたの求めていたマンションの理想像が意外と見えてくるかも知れません。ぜひ、一度同じ売主の他の物件も目を通してみてはいかがでしょうか。

購入のチャンスをより大きく広げるためには「販売状況」の異なる物件に注目するのも価値があると思います。まだ販売を開始していない、これから新発売になる「販売予定物件」と価格が決定して今売りに出された「販売開始物件」からリストアップ。そしていわゆる「クリアランス」と呼ばれる完成済、あるいは完成間近の物件にまで選択の幅を広げてみるのも一つの手段です(もちろん入居時期の選択範囲によりますが)。

ここでとある談話

仮に、人気物件が登録抽選販売方式を採用して見事に即日完売を果たしたのにもかかわらず、後日諸事情によりキャンセルが出て、抽選時2位以下の人に連絡が行く・・・としましょう。今の市況ですと想像しがたいですね。販売が終盤に差し掛かった頃に、「実はキャンセル住戸が出たのですが・・・」との情報を、顧客リストを頼りに流す・・・こちらのほうが現実的ですね。家具付きモデルルームも同様です。基本的には、一見さんに送られる情報ではなく、既にモデルルームに訪問したことのある人だけに送られる、お得な耳より情報です。

といったような業界ウラ話を聞くことがあります。思うにマンション購入のポイントは、最終的には「買い手」と「売る側」との密接なコミュニケーションではないでしょうか。
早めに動くことが、理想のマンションを手に入れるはじめの一歩。行きつけのお店を増やすような感覚でお得意さまになるのもいいかも知れません。まだまだ先と思っていたら遅れをとることになります。さっそく資料請求からはじめましょう。

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