エコ(ECO)な取り組みに注目! クレヴィア本郷に見る都市型マンションの新しい潮流。
今回は都心のほぼ中心に誕生する都市型コンパクトマンション「クレヴィア本郷」をご紹介します。
都営三田線・大江戸線「春日」駅より徒歩1分、東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」駅より徒歩3分。交通アクセスは大手町へ7分、新宿へ8分、銀座へ11分等ということですから、都心の主要エリアへの移動はとてもスムーズです。
アドレスは、文京区本郷。江戸の古地図を見るまでもなく、武家屋敷が連なっていた土地柄は由緒正しく、明治時代には名だたる文人たちが愛してやまなかった周辺の街並みです。東京大学や小石川後楽園などが身近である一方、東京ドームシティや文京シビックセンターなども徒歩圏にあり、都市のON&OFFが快適に過ごせます。
ここでクレヴィア本郷に関連する話題として、マンションのエコ(ECO)な取り組みについてお話しましょう。
マンション業界ではおよそ5年前から「屋上緑化」という言葉がよく聞かれるようになりました。これはアスファルトやコンクリートで覆われた都市でヒートアイランド現象を緩和するために、一定の条件を満たした新築される建物について緑化が義務付けられたことによります。緑化が進めば、クールダウン効果で電力消費が抑えられるというわけです。ところが、新築される建物よりも既存の建物があまりにも多いことから、思いのほか効果が上がっていないようです。
7月に行われた洞爺湖サミットでも地球温暖化対策として「太陽光社会」を目指すというビジョンが発表されました。CO2を大量に排出する火力発電に替えて、太陽光発電を推進するというものです。民間レベルで代替エネルギーを導入するにはあまりにもコストがかかるので、補助金を出して国などが支援して行こうということです。
このような屋上緑化への取り組みや太陽光発電の実用化には、設置やメンテナンスに相当なコストがかかり、現実的には高いハードルがいくつもあります。
企業はいま、社会貢献のためにこぞって新たな「エコ」な取り組みをしています。そんな中で伊藤忠都市開発株式会社がCSR(企業の社会的責任)の一環として<チーム・マイナス6%>に参加し、さらに再生可能な自然エネルギーによる<グリーン電力>を採り入れたマンションを発表しています。
その名は新ブランド「CREVIA(クレヴィア)」シリーズ。そして、第1弾がクレヴィア本郷です。
グリーン電力とは、風力、水力、バイオマス(生物資源)などの自然エネルギーから発電された電力を企業が利用できるようにしたものです。伊藤忠都市開発では、年間100万キロワット時の「グリーン電力証書」を買い取り、これにより年間約370トンのCO2削減効果が見込めるとしています。クレヴィア本郷にもこのグリーン電力の一部が割り当てられ、マンション購入者は「住むだけでCO2削減に貢献できる」そうです。
さて、クレヴァイア本郷のモデルルームはまるでインテリアショップのようなお洒落な空間です。
居住空間にはザ・コンランショップも出店する「OZONEインテリアスタジオ」とコラボして生まれた上質なライフスタイルを提案しています。間取りはUrban UNIT(1K・1DK)・1LDK・2LDKのコンパクトタイプで、広さは約30m2から約60m2まで設定されています。
モデルルームは、Urban UNIT(1DK)と2LDKの2タイプ。Urban UNIT(1DK)は、ナチュラル系のやや明るい茶色のフローリング床と建具でコーディネイトされ、こげ茶のダークな造作家具が意外にも男性的な大人のテイストを演出しています。2LDKタイプは、床にかなり明るめのアイボリーに近いフローリングが施され、とても清潔感のある女性的なイメージです。どちらも都心立地にふさわしい高級感を醸し出して好感が持てました。
クレヴィア本郷のマンションギャラリーは、コンパクトでありながらも都心の高額物件らしく、重厚で落ち着いた雰囲気が漂っています。共用部を想わせる洗練された空間の中央には、間接照明でライトアップされた建物外観模型が浮かび上がります。
販売スタッフの方のお話によると、来訪されるお客様はシングル、DINKSの方がやはり多いとのこと。駅から徒歩1分の利便性ですし、何よりも都市での安全性が魅力なのかもしれません。このクレヴィア本郷は好調な販売状況ですが、まだ分譲中のプランもあるということです(2008年7月22日現在)。ご興味のある方は一度マンションギャラリーを訪ねてみてはいかがでしょうか。