不動産関連(賃貸、売買など)について情報発信
東京都内の、不動産の価値の傾向について
東京といえば、言わずと知れた日本の首都であり、日本で唯一特別区を抱える都市です。
だからこそ、東京の不動産の価値は、場所によって大きく異なります。
東京の不動産の傾向として、大きな基準となる点としては、山手線の中か外か、ということです。
山手線の内側は、地下鉄のネットワークは非常に充実しており、地価も高いので不動産の価値も当然のことながら高い傾向にあります。
高級住宅街が多く、住む場所というよりも働く場所という認識をされていることが多いです。
また、山手線外では、JR中央線・総武線といった主要路線が比較的高いです。
つづいて、横浜方面へ向かう私鉄各線は、横浜方面が人気ということもあって、高い傾向にあります。
自由が丘や下北沢などの街は、イメージも良いことから、高さに繋がっています。
いっぽうで、埼玉方面へ向かう西武線、東武線沿線は、さほど高くない傾向にあります。
閑静な住宅街で、ベッドタウンとして栄えている街が多いです。
東京都内でも、多摩地区などの郊外や、伊豆諸島などの離島地区は、もちろん不動産の価値は低めになります。
同じ都内でもさまざまな雰囲気の場所があります。
きっと自分の好みにあった街が、見つけることでしょう。
神奈川県
神奈川県は東京都の南部に隣接した県であり、人口は日本で東京に次ぐ第2位であり、県庁在地である横浜市は全国の市町村で最大の人口です。
人口はわずかずつ増加しており、平成24年時点の人口は900万人を超えています。
また、神奈川県には政令指定都市が横浜市、川崎市、相模原市と3つもあります。
東京に近い横浜市や川崎市では都市化や工業化が進んでおり、不動産地価も高いので家賃相場も高めとなっています。
横浜市都筑区のワンルームタイプの不動産の場合、駅から徒歩10分圏内で7万円程度の家賃となっています。
また、ファミリータイプの3LDK物件は横浜市中区の駅から徒歩10分圏内で22万円近い賃料となっています。
神奈川県には東京に近い都市部のほかに、歴史的な建造物が多く残っている鎌倉市や夏には多くの人が訪れる湘南地域の藤沢市や茅ヶ崎市などが有名となっています。
鎌倉市の不動産賃貸相場はワンルームで月々6万円程度の家賃となっています。
不動産を購入する場合の相場で見てみると、横浜市ではマンションの販売数が多くなっており、横浜駅から徒歩10分程度のマンションの場合、1LDKで専有面積40㎡程度の物件が2900万円からで販売されています。
埼玉県
不動産投資というのは、資産運用の方法として非常に魅力があります。安定した資産運用を行うことができるという利点があります。
不動産投資の場合には、アパートなどの収益物件を取得し、それを貸し出すことで収入を得るということが目的となりますが、その物件を取得するというときには、その地域について十分検討するということが大切です。
少しでも有利な運用を行うということを考えたときには、今後の人口動向、大きな会社や学校の有無などチェックする事が必要です。
そのようなことを考え、不動産取得を検討したときには、埼玉というのは有望な地域と言えます。
埼玉とは、東京の隣町と言っても良い街です。そのためそこから都心へ通勤するということも十分可能です。
また、埼玉は栄えている地域と言うこともできるため、利便性という点でも問題ありません。
不動産投資を行うための物件探しを行うというときには、埼玉というのは注目するべき地域ということができるのではないでしょうか。
これからの時代は資産運用というのは必要なものということができるのかも知れません。
その方法として、安定した収入を獲得することが期待できる不動産投資というのは、非常に期待できる投資となると言えます。
茨城県
茨城の不動産を理解するためには、茨城の地域を把握することが重要です。
茨城は、県北部と、県央部と、県南部があるのですが、このなかで県南部は東京都心に近いことから、県内でも地価や家賃の相場は高くなっています。
ただし同じ県南部でも、つくばエクスプレスと常磐線の沿線地域と、沿線から離れた地域では地価と家賃の相場は異なってきます。
賃貸住宅物件の家賃は、つくばエクスプレス沿線と、常磐線取手駅エリアが高く、ついで常磐線取手駅から土浦駅までの区間エリアが高く、という順になっています。
常磐線の取手駅までは電車の本数が多く、快速も止まります。しかし取手から土浦の区間は電車の本数が少ないのです。
少ないのですが快速がありますので、通勤圏内なのです。家族四人、例えば夫婦と子供二人の家族構成であれば、4LDKの間取りが理想的です。
マンションなら10万円を越える物件が多く、8万円台も見られます。軽量鉄骨フラットや木造建築アパートは6万円を中心に存在します。
築年数が20年を越える木造建築アパートならば家賃が4万円台の4LDKも珍しくありません。
しかし注目したいのは賃貸一戸建て住宅です。4LDKの間取りで延床面積が100平方メートルを越える不動産物件でも、家賃が8万円台のこともあるのです。
同じ間取りの不動産物件でも、マンションよりも一戸建てのほうが広い面積を有していることが多いのも特徴です。
家族四人で4LDKの不動産物件を探すのなら、賃貸一戸建ては狙い目です。
栃木県
栃木県は東京都心から立地的には離れていますが、東北新幹線を利用することで通勤圏内になります。
一戸建て住宅を所有するのにも最適な環境です。
不動産物件の多くが、土地面積が広い場合が多いのも特徴です。4LDKの間取りを基準に不動産物件探しをすると、新築住宅でも土地の所有権付きで2000万円台での購入が可能です。
栃木県にマイホームを購入したものの、仕事の転勤に伴って引っ越してしまうというケースも見られます。
転勤の場合は、マイホームを売却せずに、不動産会社に管理を依頼し賃貸一戸建て住宅として有効活用されるのです。
栃木県内に賃貸一戸建て住宅物件が豊富な理由になっています。
不動産会社が管理しているので、家賃は10万円台が多いように感じることがありますが、築年数が10年を超えていると6万円台から8万円台の物件が増えてきます。
賃貸マンション物件は絶対数が限られてしまっているため、需要と供給バランスから、あまり家賃が安くなっていないのです。
一戸建て住宅でも良いのであれば、マンションよりも不動産物件数は多くなります。
内装リフォーム済み、もしくはシステムキッチン交換リフォーム済みかどうかで選ぶのがコツです。
同じ4LDKでもマンションよりも一戸建てのほうが延床面積が広くなることが多いので、収納性は抜群です。
プロフィール
瀬尾昇太です。
徒然なるままに綴っていきます